プライド高すぎ婚活男性が知らない「自分の価値」 5つの事例で考える「成婚できない彼ら」の問題

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男女ともに、過去にモテていた話をお酒の席などでする人がいるが、モテ自慢をされたところで、聞いている側は鼻白んでしまう。本当にモテていたら、今頃は幸せな家庭を築いているはずだ。

過度なスキンシップをとってくる

ゆみ(29歳、仮名)は30歳を前に、大学時代の友だちが次々と結婚していくのを目の当たりにし、本気で婚活をする決意をした。ただ実際に結婚相談所での婚活を始めてみると、女性慣れしていない男性が多いことに驚いていた。

「デートのお店も決められない、会話もリードできない人ばかりに当たっています」

そんななかで、ひでき(31歳、仮名)は違っていた。お見合いを終えて、ゆみは声を弾ませながら言った。

「これまでで一番楽しいお見合いでした。交際希望がくるといいなぁ」

そして希望通り仮交際に入った。ところが、2度ほどデートすると、ゆみから「交際終了でお願いします」という連絡がきた。

「初回デートの帰り道、なんだかわざと暗い人気のないところに行こうとしたんです。だから、私から『駅はこっちですよ』と言って、広い通りに出ました。そうしたら、駅で別れるときにふっと腰を引き寄せられて、びっくりしました」

さらに、2度目のデートのとき……。

「エスカレーターに乗ったら、『きれいな足だね』と言って、太ももをスウーッと撫でてきたんです。そのとき膝丈だったスカートが少しめくれました。なんだか気持ち悪くて、背中がゾクッとしました」

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結婚相談所は、軽いノリの合コンや出会い系アプリとは違う。女性は真剣に結婚相手を探している。まだ男性への気持ちが育っていないうちに過度なスキンシップを取られると、それは違和感でしかない。

いかがだっただろうか。ほかにも服装や髪型に清潔感がない、ネガティブな会話しかしないというのも、成婚できない男性あるあるだ。

婚活がうまくいっていない男性は自身の婚活を振り返って、思い当たるところがあったら、改善してみるといいのではないか。もちろん、それは女性にも言えることではあるが。

鎌田 れい 仲人・ライター

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かまた れい / Rei Kamata

雑誌や書籍のライター歴は30年。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も。『週刊女性』では「人間ドキュメント」や婚活関連の記事を担当。「鎌田絵里」のペンネームで、恋愛少女小説(講談社X文庫)を書いていたことも。婚活パーティーで知り合った夫との結婚生活は19年。双子の女の子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。公式サイトはコチラYouTubeも開設。

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