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たった数回の研修で“英語の習慣化"を意識付け
企業に支持されるワンナップ英会話の
グローバル人材育成術
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英語力アップに向けた戦略的アプローチ

2020年に海外売り上げ比率35%を目指している日本光電工業では、グローバル人財育成の一環として入社時、全員に英語の研修を実施している。この研修をきっかけに英語学習に継続して取り組んでもらいたいというのが最大のねらいで、日本光電工業では入社3年目までのやる気のある若手に対して英語の基礎力、実践力を養うプログラムも用意している

社員の英語力アップに向けて、日本企業の間では、TOEIC高得点者への高額な報奨金や、英語の社内公用語化といった取り組みが注目を集めている。しかし、日本光電工業ではグローバル人財を着実に育てるために、社員英語研修を充実させることにした。

グローバル人財の定義として、異文化理解、多様性への対応力が重要なことに異論はないが、まずは入口にあたる「英語の力を伸ばしましょう」というメッセージを社内に発信した。以前の「海外に行くかどうか、わからない」時代ならよかったが、これからは英語によるコミュニケーションの必要に迫られる場面が必ず訪れる。英語のスキルがあることで、社員個人の可能性が大きく広がるのはもちろん、海外事業の成長も見えてくる。

そこで、全社員向けに「グローバル・チャレンジャーズ・プログラム」を、昨年度から導入。新入社員には2カ月半の研修で、まずTOEICのスコアを30点アップ。さらに半年、2年目、3年目に650点以上という目標を設定した。新入社員が仕事を覚えながら、英語学習も続けることのハードルは高いが、プログラム導入初年度の昨年4月入社組の中には、新入社員研修でTOEICスコアをアップさせた成功体験をバネに、英語学習のモチベーションを保ち、1年間で200点以上のスコアアップにつなげた社員が何人も出ているという。

英語学習が研修期間だけで終わらないよう、学びを習慣化する。さらに目標を設定し、学習計画を立て、PDCAサイクルを回し、目標達成能力を身に付ける……。こうしたビジネス戦略的な英語学習のアプローチを、日本光電工業に提案したのがワンナップ英会話だった。

英語上達のカギは学びの習慣化

「英語習得は一朝一夕にはできません。少なくとも2~3年の時間はかかります。毎日の積み重ねでしか身に付かないものですから、何より学びを習慣化することが大切です」と、海渡氏は訴える。この学びの習慣化は、研修を依頼する企業側がワンナップ英会話を高く評価するポイントとなっている。これは、かつて仕事の合間に勉強を続け、初級者レベルからTOEIC985点まで伸ばした海渡氏が、ビジネスマン時代から出した結論だ。

ワンナップ英会話
代表取締役 CEO
海渡寛記

ワンナップ英会話が行う研修の狙いは、(1)英語学習を通じて、学びを習慣化させること、(2)英語力アップという目標を設定、それをPDCAサイクルで達成させることである。英語力向上だけではなく「学びの習慣化」や「目標達成能力の獲得」を重視するなど、非常にビジネス色が強いのだ。

その点、ワンナップは英語を教えるスクールというよりも、ビジネススキルを向上させる研修コンサルティング会社という方が適しているかもしれない。実際、ワンナップでは数ある仕事上のタスクにおける英語学習の位置づけを理解し、英語だけではなく、マルチタスクの中での学習を想定した指導を行い、実績を上げている。昨年も2カ月半の新入社員研修の中で毎日たった30分の学習と5回の講義を日本光電工業で行った結果、約80名の新入社員のTOEICスコアが目標の30点アップを大きく上回り平均で50点以上アップしたというから驚きだ。

ワンナップ英会話が提起した研修スタイルは、日本光電工業の新入社員たちに、どんな化学変化をもたらすのだろうか。3年後が楽しみだ。

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