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台湾と日本はITやEV分野で補完関係を深化できる 台湾貿易センターのトップが語る日台関係

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台湾エキスポに付随して日本と台湾の半導体産業の連携を議論するフォーラムも開かれた。演台で話すのは台湾貿易センターの黄志芳会長(筆者撮影)
11月9〜11日に東京・新宿で台湾エキスポ(TAIWAN EXPO)が開催される。同エキスポは2017年以降、東南アジアやアメリカなど世界各国で計30回行われた。日本での開催は初めてとなる。
台湾は電子機器やその部品などIT産業を強みとしている。同エキスポは「スマートで持続可能な生活(DX+GX)」をテーマに、メタバースやスマートモビリティ、デジタル医療などをテーマに展示やイベントが行われ、日本と台湾企業のビジネス機会創出も期待される。
実際、足元ではTSMCやPSMCなど台湾の半導体企業の日本進出が進むほか、EV(電気自動車)分野でも日本と台湾企業の協業が進んでいる。日本のジェトロ(日本貿易振興機構)に相当し、台湾エキスポを主催する台湾貿易センター(中華民国対外貿易発展協会、TAITRA)の黄志芳会長が日本メディアの合同インタビューに応じ、日台の経済交流や今後の見通しについて語った。

日本と台湾の特別な関係を強調

――日本で台湾EXPO(エキスポ)を開催する狙いは何でしょうか。

これまで11都市で台湾エキスポを開催した。4600社以上の台湾企業が参加し、延べ69万人以上が来場して18億米ドル(約2700億円)のビジネスチャンスが生まれ、大きな成果を得てきた。

現在、世界は地政学リスクと気候変動問題に直面しており、日本と台湾はともに高齢社会の対応も課題となっている。今回の台湾エキスポはDX(デジタルトランスフォーメーション)とGX(グリーントランスフォーメーション)をテーマに掲げ、将来の私たちの生活、仕事、交通、医療などでより便利で低炭素になることを目指す内容だ。

台湾エキスポではDXやGXによって地球と社会を救うことができる、スマート医療やスマートモビリティなど先進的な生活の可能性を伝えたい。同時に技術とともに台湾ならではの有名なグルメや文化にも親しんでもらいたい。日本人の間でも人気の観光地である台湾・故宮博物院に所蔵されている国宝をメタバースによって見てもらえる展示もある。

昨年10月にG7(主要7カ国)内で台湾の最大貿易相手国であるアメリカのワシントンDCで台湾エキスポを開いたが、東京での開催はアメリカよりも盛り上がり、来場者も増えるだろう。両国の関係は緊密だからだ。台湾国内でも東京での台湾エキスポを広く宣伝したので、多くの台湾の政治家やビジネスパーソンが東京に来て参加してくれる。

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