芸能活動をやめ、地元である北海道での新たな生活がスタートした。そして、2019年長女を出産。家族3人での生活が始まる。
慣れない子育てに一人奮闘する日々を送る。これまでの芸能活動とはまったく違う日常にもそれなりに満たされていた。
2022年には、次女を出産。家族4人での順風満帆の生活に見えたが、現実はなかなか難しく、悩んだ末に離婚を決意。子どもたち2人は藤咲が育てることになり、シングルマザーとしての新たな生活がはじまった。
「不安はありました。わからないことも多かったので。ただ、産むことを決めた瞬間から、どういう状況でも必ず子どもを育てていく『覚悟』があったので、新たな生活への楽しさのほうが上回ってましたね。決して楽観的に考えてたわけじゃなくて、この時期は不安、楽しみ、両方の意味で頭の中は子どものことでいっぱいでした」
そうして、「子どもたち2人は自分が育てる」という強い覚悟のもと2022年、再び上京することになる。
「母」として「アーティスト」として
上京後、芸能活動を再開させた藤咲。子育てとの両立は大変ではないのだろうか。
「うちの子たちは本当にいい子で手がかからないんですよ。夜泣きとかも少ないし。元々ショートスリーパーなので少し寝れば大丈夫です」
笑ってはいるものの、3歳と1歳の女の子を2人育てるのは本当に大変なことだろう。ましてや芸能活動と並行してだ。
「全然大変だとかは思わないです。楽しいですよ! でも家で子どもたちと一緒に泣いちゃうことはあります。なんか涙がとまらなくなって……」
つらくはない。自分自身が選ん道だ。わかっている。それでも感情があふれるときもある。
だが、藤咲は子どもを産むとき、そして北海道を離れるとき、都度決意してきた。母として子どもたちは私が育てると。
だからこそ、シングルマザーとして子育てをしながら再び芸能の道に戻ってきた。
「ジェットコースター」のような人生はまだまだはじまったばかりなのかもしれない。
*この記事の続き:「AI的美少女✕2児の母」藤咲凪、再活動"驚く真相"
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