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コンサルタントが「嫌なヤツ」とあえてつきあう訳 ビジネススクールで学んだ人付き合いの肝

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  • 内田 和成 東京女子大学特別客員教授、早稲田大学名誉教授

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不愉快な相手とでも付き合うことのメリットとは?(写真:kouta/PIXTA)
「ちょっと話しただけでも不愉快になる」ほど、気が合わない人は誰にでもいるもの。しかし、コンサルタント、大学教授として活躍した内田和成氏は、そういった人と「定期的に会う」ことを続けていたという。その理由とは(本記事は内田氏著『アウトプット思考』の内容を一部抜粋したものです)。

「テイクだけで済む関係」を大切に

一次情報を得るためには、いつでも話を聞ける、さまざまな立場の多くの人々から成るネットワークを持つことが、大きな強みになる。そうした関係の基本はやはり「ギブ&テイク」だ。自分も情報を出すし、相手からももらう。そうしたいい関係があれば、関係は長続きする。

「自分は誰かに提供できるような情報を持っていない」と考える人もいるかもしれない。こう考える人にアドバイスするとしたら、まずは「テイクだけで済む関係を大切にしよう」ということだ。

それは誰かといえば、昔からの友人に他ならない。

私も初めての業界のコンサルティングを担当する際、もちろん、書籍などで勉強もするのだが、一番役に立ったのは古くからの友人の情報だった。その業界に勤めている友人のところに行き、「俺はなんにも知らないんで教えてくれ」と素直に頼むのだ。友人のありがたみが一番身に沁みた瞬間であった。

社会人になった直後はまだ、そうした友人のありがたさがわからないかもしれない。だが、きっと年を追うごとにわかってくるはずだ。

40~50代になってから急に同窓会など古くからの友人とのつきあいが活発化することがあるが、それもそうした理由からだろう。月並みな助言になってしまうが、友人は大事にしておくべきだ。

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【出世頭より「ドロップアウト組」とつきあうべき】

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