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「同性の子が欲しい」親の望みが男女格差を助長か 女性は娘を、男性は息子を欲しがる傾向がある

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  • 中園 善行 横浜市立大学大学院 国際マネジメント研究科教授

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(写真:YUMIK/PIXTA)

「女の子は育てやすい」。そう聞いたことのある人は多いだろう。現実の子育てでは性別による差より個人差のほうが大きいはずだが、なぜそういわれるようになったのか。

実は、同性の子どもの気持ちなら「理解できる」と親が考えている可能性がある。「女の子は育てやすい」という言葉は母親からよく聞かれるが、育児負担が女性に偏った状況で、「娘の気持ちならわかる」と母親が感じているとすればどうか。それは、「同性の子どものほうが世話をしやすい」という意味だと解釈可能だ。

これには、データの裏付けもある。母親は娘を欲しがるのだ。女性が娘を欲しがる割合はなんと7割以上。母親の娘選好は、ほかの調査でも明確に表れる。

一方、男性には息子を欲しがる傾向がある。つまり、母親は娘を欲しがり、父親は息子を欲しがる。この調査からは、子どもの性別に対する親の同性選好が浮かび上がってくる。

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