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2023年版「本当に強い大学ランキング」トップ100 独自評価で総合ランキング。不動の1位は東大

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「本当に強い大学はどこか」。本誌実施のアンケートなどを基に、13の指標で大学の実力を客観的に評価。ランキング対象となったのは国公私立合わせて563大学。ここでは上位100社(99位まで)を掲載。

東京大学安田講堂
不動のトップは東京大学 (写真:Ystudio / PIXTA)

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少子化が進み大学の募集停止が相次ぐなか、政府は理系強化の方針を打ち出す。ターニングポイントを迎える中、大学側はどう対応すのか、そして実力を発揮する「本当に強い大学」はどこか? 「週刊東洋経済」では臨時増刊『本当に強い大学2023』を発売(アマゾンでの購入はこちらから)。今の大学がわかる受験生・親世代必読の1冊だ。その誌面から「本当に強い大学ランキング」をお届けする。
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「本当に強い大学はどこか」。この問題を考えるため、比較可能な定量データを用いて本誌が毎年算出しているのが、この「本当に強い大学ランキング」だ。2006年から、指標や対象大学数に若干の変更はあるものの、ほぼ同じ方式でランキングを実施している。

対象は、800校以上に上る日本の大学のうち、本誌が今年3月に実施したアンケートに回答し、かつ2021年度の財務諸表が入手できた大学。比較が難しい株式会社立大学や文部科学省管轄外の法人、大学院大学、専門職大学などは対象から除いている。結果、国公私立合わせて563大学がランキングの対象になっている。

なお、昨年4月に統合した大阪公立大学(大阪市立大学、大阪府立大学)、同じく兵庫医科大学(旧兵庫医科大学、兵庫医療大学)は、一部、統合前の各大学の合算数字を使ってランキングの計算をしている。

大学の4つの力を評価

ランキングで重視しているのは大学の4つの力。1つ目は、学生に付加価値を与える「教育・研究力」、2つ目は、教育力のわかりやすい成果である「就職力」、3つ目はそうしたアウトプットの基盤となる「財務力」で、4つ目はグローバル時代への対応力を見る「国際力」である。

この4つの力を表す定量データを3〜4選び、計13の指標で評価した。各指標の数値は偏差値にしてポイント化し、平均偏差値を総合ポイントとしている。

教育・研究力は「教育投資率」「科学研究費補助金(科研費)」「教員1人当たり学生数」の3つの指標で評価している。

次ページ「教育投資率」「科研費」ほか
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