働く男性が求める「大人のTシャツ」の理想形とは 快適さと上品さを両立する生地・シルエットは
調査企画:東洋経済新報社、実査機関:クロス・マーケティング
「快適さ」と「カジュアルさ」は表裏一体
市民権を得つつある、仕事着にTシャツを取り入れるスタイル。近頃は、Tシャツとジャケットを合わせている人を街で目にすることも多い。実際のところ、仕事着にTシャツを取り入れることで、どんなメリットがあるのか。アンケートで「Tシャツを仕事で着る理由」を聞いたところ、以下のような快適さやリラックス感を好む声が複数あった。
・「速乾性が高い。着ていてストレスがない」(36歳/学校・教育関連)
・「軽くて動きやすいから」(37歳/製造業)
しかも、アンケートでTシャツを仕事着に取り入れていると回答した人のうち、Tシャツを週3〜4回着用する人の割合は23.6%、毎日着用する人は63.8%にも上った※2。
一方、Tシャツを仕事で着るに当たっては、「カジュアル感が出すぎるのではと不安」「首回りのよれなど清潔感が心配」という悩みを持つ人が過半数を占めた。
また「ビジネスシーンで着るTシャツに求めるもの」も聞いたところ、上記の悩みを反映してか以下の結果となった。
アンケートの結果を踏まえ、仕事で着る“理想のTシャツ”を挙げるとしたら、以下のようなものになるだろう。
「着心地がよく、動きやすい。それでいて生地がしっかりしており、見た目が上品で身だしなみが整う」
とはいえ、この理想を完璧に満たすTシャツはあるのだろうか。生地を厚手にすることで上品に見せたり、清潔感を打ち出したりすることはできるかもしれないが、その分Tシャツの魅力である涼しさや着心地のよさが損なわれやすい。
生地が厚いTシャツといえば、いわゆる“ヘビーウェイトTシャツ”があるが、そうしたコットン主体のものだと硬めの着心地となり、カジュアル感も前面に出る。一方、厚手であってもスウェットのような素材を使えばソフトな着心地は実現するが、そちらもやはりカジュアル感が強調されてしまう。
実は、そんなジレンマをクリアしようと作られたTシャツがある。ベーシックで現代的なスタイルを提案するファッションブランドTheory(セオリー)が手がける名品、「RELAY JERSEY(リレイ ジャージー)」だ。
特注生地で実現したTシャツの「新境地」
リレイ ジャージーの特徴は、光沢感のある厚い生地でありながら、ソフトで快適な着心地を両立している点にある。なぜそれが可能になったのか。セオリーを展開するリンク・セオリー・ジャパンのメンズ部門を統括する渡辺恒氏はこう明かす。
「ポイントは、ポルトガルの気鋭メーカーに特注した生地にあります。柔らかさとハリ感を両立させるため、何度も素材の比率改良を重ねて試行錯誤しました。その結果、厚みがありながらも、ハリ感と光沢感を備えたソフトな生地が生まれました。目の詰まったハイゲージ生地なのでよれやシワが起こりにくく、肌触りもなめらか。ストレッチ性も十分なので、快適な着心地です」
なお、悩みの多い首回りはどうか。「襟も身頃と同じハイゲージで編んだ素材を使用しているためよれづらくなっています」と自信を見せる。
細部にもこだわったこの1枚があれば、人と会うときにカジュアルな印象になりすぎず、仕事の場面でも活躍してくれそうだ。
加えてリレイ ジャージーには、もう1つポイントがある。それは、2種類あるシルエットだ。1つ目はリレイ ジャージーの「Ryder Tee(ライダー ティー)」というモデルのTシャツだ。肩が少し落ちたドロップショルダーで、かつ腰回りに若干余裕を持たせ、トレンドであるビッグシルエットのニュアンスもさりげなく取り入れている。そのため、1枚で着ても体のラインを拾わず、上品でシンプルな大人のTシャツスタイルが完成する。
2つ目は、ライダー ティーよりやや形がスリムなモデルの「Essential Tee SI(エッセンシャル ティー エスアイ)」だ。
「こちらは、同じ生地を使いながら、シルエットを少しコンパクトにしたモデルです。袖丈や袖口、身幅を少し縮めることで、ジャケットを重ねた際に、インナーのTシャツにもたつきやシワが出にくくなっています。これであればジャケットスタイルの着心地が、いっそうフィットします」(渡辺氏)
かといって、こちらが決してTシャツ1枚で着るのに向かないわけではない。1枚で着た際には、よりシンプルでミニマルな印象のTシャツスタイルとなる。どちらのモデルにするかは、ジャケットを重ねるスタイルに重きを置くかどうか、あるいは純粋にシルエットの好みで選ぶのがいいだろう。
「アーバン ユニフォーム」を体現する1枚
もちろん、リレイ ジャージーは仕事着としてだけでなく、プライベートでも重宝する。年齢を重ねると、Tシャツを着るときに「装いがだらしなく見えないか」「子どもっぽくないか」といった心配が頭をもたげてくる。そうした懸念にも、リレイ ジャージーは頼もしい。
「Tシャツ自体が“きちんとした”印象なので、カジュアルなパンツやアウターと合わせてもラフになりすぎず、上品さや清潔感が保たれます。プライベートの場面であっても、リレイ ジャージーはさまざまな場面で着られるかと思います」(渡辺氏)
そうした特性からか、リレイ ジャージーは「ありそうでなかった」と評され、リピート買いする人が多く、中には10枚単位で購入する人もいるという。はたしてセオリーはいかにして、この「ありそうでなかった」Tシャツにたどり着いたのか。
「当ブランドは設立当初から、『アーバン ユニフォーム』というコンセプトの下、完璧なフィット感と革新的な素材、そして時代の変化に左右されない普遍的なスタイルのコレクションを展開し、『仕事の場面でいかに着こなせるか』を意識して服を作ってきました。結果的に、その色濃いアイテムが『美しく快適に着られる』と評価され定番品として残っています。リレイ ジャージーも、そうした思いを起点に生まれ、実現した商品です」(渡辺氏)
装飾をそぎ落とし、快適かつ上品という普遍的な魅力を持つリレイ ジャージー。Tシャツでありながら身だしなみが整う「アーバン ユニフォーム」として、仕事着としてのTシャツスタイルを広める旗手となりそうだ。
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【コラム】
・カラーやサイズの展開、着用画像は下記のページで確認できる。
リレイ ジャージー ライダー ティーはこちら
リレイ ジャージー エッセンシャル ティー エスアイ(コンパクトな型)はこちら
・ぜひ試着して、着心地や特徴的な生地の質感を確かめてほしい。全国のセオリー店舗、都内であれば青山店など各店で試着できるほか、銀座 UNIQLO TOKYO内の1階にあるTheory TOKYOも利用しやすい。