「いつのまにか資産家になる人」に共通する習性 資産を築くには、収入より支出を意識すべき理由
お金がやってくる道の道しるべには、「所得」ではなく、「支出」と書かれている。「おや? なぜだろう? 真逆ではないか」と思う方もいるだろう。
その前にまず、個人の観点から見たお金の属性を説明していきたい。お金の属性には「所得」と「消費」がある。所得が入ってきたお金の事、消費はお金が出ることをいう。
実は、財産を築く時に大切なのは「所得」ではなく「消費」なのだ。今日はお金の「支出」について話していこう。
自然と財産が築かれる“賢い支出”とは?
まず君のポケットからお金が出て行く事は全て支出だと考えればいい。その支出はお金の使用目的によって3つに分けられる。
【第1:投資支出】
投資支出には、不動産投資や株式投資のほか、事業や店舗開業、それから投資の元手にするための銀行貯蓄などがある。将来所得になり得ることにお金を出すことを「投資支出」にジャンル分けする。
いずれ所得になるための投資支出に関しては、徹底した計画が必要だ。なぜなら、より多く、稼ぐための支出であるからだ。
これは財産を築くために必要不可欠な項目だ。増えれば増えるほど良い。世間を見渡してみても、金持ちは投資支出が多いのがセオリーだ。
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