持続的な成長を実現する「攻め」のリスク管理 特別鼎談/石倉洋子氏 × デロイト トーマツ 企業リスク研究所

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多様化するリスクへの対処に
役立つ『企業リスク』

石倉 中東の問題など、日本企業がこれまで直面してこなかった地政学的リスクも身近なものになっています。

このようにリスクが多様化する中で、一企業がそれらの情報を自社のみで収集するのは容易ではありません。私も複数の企業の社外取締役を務めていますが、貴社の支援体制は頼もしく感じます。デロイト トーマツ 企業リスク研究所の研究員の方は、皆さん、専門的な知識をお持ちなのですね。

奥村 はい。私たちは「ボードルーム(取締役会)からネットワークまで」という言い方をしているのですが、企業のリスクにまつわる、幅広い領域をカバーするプロフェッショナルがそろっています。それぞれ得意分野があり、グローバルリスクに強い者もいれば、サイバーリスクを専門とする者もいます。

デロイト トーマツ
企業リスク研究所 主席研究員
杉山雅彦

杉山 さらにデロイトのグローバルでのネットワークにも、さまざまな地域に幅広い領域の専門家がいます。これらの経験やノウハウを生かし、世界の最新の動向を紹介するだけでなく、日本の政府や企業に対する提言も行っています。もちろん、海外に進出されている企業やこれから進出を検討している企業に対しても、きめ細かなサポートを行っています。

石倉 日本企業の国際競争力を向上させるには、海外の企業にまねのできないユニークさを磨くことがカギになると思います。そのためには、リスク管理についても、自社ならではの取り組みが求められるでしょう。

季刊誌『企業リスク』は大いに参考になりそうですね。リスクマネジメントや内部統制といった担当の部署の方だけでなく、経営者が読むべき冊子だと思います。

奥村 いろいろ示唆に富む話を聞かせていただき、ありがとうございます。引き続き、質の高い情報を提供することで、日本企業がリスクをうまく取り、成長できるよう、貢献していきたいと考えています。

お問い合わせ
デロイト トーマツ 企業リスク研究所
東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル
www.deloitte.com/jp/er