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生産性低い企業に共通する「ムダな時間の使い方」 やっても成果が出ない徒労感の原因はこれだ

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生産性の「中身」が問題(写真:takeuchi masato/PIXTA)
多くの日本企業が指摘されている「生産性の低さ」は、昨日、今日始まったことではない。ムダとムリが多い長年の働き方がトップから現場に至るまでしみついてしまった結果だ。一朝一夕に改善できるものではないが、改善できなければ、日本企業が海外企業に比肩するような成長を果たすのは難しいかもしれない。果たしてその秘策はあるのだろうか。
日本でも働き方改革のモデルとなりつつある『リデザイン・ワーク 新しい働き方』の著者リンダ・グラットン氏は、生産性について同書で新たな角度から切り込んでいる。そのカギを握るのは、働く時間と場所の多様化だ。

ミスの原因の大半は活力と集中力の不足

私の研究によれば、実行すべき具体的な業務は職種によって異なるが、ほとんどの職種で生産性の土台を成す要素が4種類ある。それは、「活力」「集中」「連携」「協力」である。それぞれの要素を見ていこう。

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① 活力

多くの職には、ほかの人と関わる際にエネルギーが必要とされる業務がいくつか含まれる。

納期の厳しいプロジェクトにチームで取り組んだり、高い集中力をもって密度の濃い話し合いをしたりする場合がそうだ。これらの業務を行うには、活力とエネルギーが欠かせない。

エネルギーが不足している人は、会議で集中力が途切れたり、仕事を納期に間に合わせることができなかったりする。エネルギーが枯渇すると、人は生産性を維持することが難しくなり、覇気を失うことが多い。

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【社員がどこで働くかはリーダーの意向?】

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