中国への入国者25万人とコロナ禍前大きく下回る コロナ対策として義務付けた隔離措置撤廃初日
中国が新型コロナウイルス対策として入国者に義務付けてきた隔離措置を撤廃した初日の8日、同国への入国者数は25万1045人となった。国営新華社通信が通関データを基に伝えた。
これは新型コロナウイルス禍前の水準を依然として大きく下回っている。国家移民管理局のデータによれば、2019年1-3月(第1四半期)の1日当たり平均の到着者数は約94万5300人だった。
入国時隔離措置の撤廃は、新型コロナ感染を徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策の終了と、世界との往来再開を意味する。ただ、海外に滞在する中国人の帰郷への関心が高まる一方で、航空運賃の高騰や中国行きの便数の少なさから、中国への旅行は多くの人にとって引き続き困難となっている。
原題:China Sees Over 250,000 Arrivals on Day One of Reopening (1)(抜粋)
More stories like this are available on bloomberg.com
著者:Jinshan Hong
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら