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人はなぜ「2つ目のお願い」聞き入れてしまうのか 「絶対にお勧め」はNG、正解は「友達が言ってた」

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  • 川上 徹也 コピーライター、湘南ストーリーブランディング研究所代表

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NG表現を、相手に「気持ちよく伝わる」表現に変えるコツを紹介します(写真:Fast&Slow/PIXTA)
「なんかその言い方嫌だな」「やる気がなくなった」と感じた経験はないでしょうか。そんなNG表現、自分も使っていないか気をつけたいところ。コピーライター川上徹也氏の著書『面倒なお願いでも、気持ちよく相手に届く伝え方は? 人を動かす伝え方50の法則』から一部引用・再編集して、世界の研究データをもとに、嫌われる口癖を「気持ちよく伝わる」表現に変えるコツを紹介します。

自信があるときほど言いがちな「絶対に」

自信があることを伝えたいとき、つい「絶対におすすめ」「絶対にこうしたほうがいい」と言いたくなってしまうかもしれません。

でもこれはNGワード。どこか自信満々で押し付けがましいと感じられ、煙たがられてしまうおそれがあります。

そんなときは、実際に利用してくれた人の声を活用するという方法があります。

催眠療法家として知られる精神科医のミルトン・エリクソンが提唱した「マイフレンド・ジョン・テクニック」。

これは、「自分の意見」を「友達のジョンが言ってたんだけど……」と「第三者話法」で伝える方法です。

たとえばあなたがクッションを売っているなら、こんなイメージです。
“先日、このクッションをご購入いただいたタクシードライバーのお客さんから、こんな言葉をいただきました。「まるで宙に浮いているような感覚で、長時間運転しても全然お尻が痛くならなかった。なんでもっと早く教えてくれなかったの?」と。”

その場にいない第三者の意見や感想ですから、相手も頭ごなしに否定できません。

売り手ではない第三者のストーリーには、相手が感情移入する確率も高まります。

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【自信があることほど「あえて断言しない」】

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