東大生が実践、知ると「読解力爆上がり」の簡単原則 「文章の構造」を意識すると次の展開が読める

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漫画「ドラゴン桜2」のワンシーン
「読解力向上の秘訣」を伝授します(漫画:©︎三田紀房/コルク)
記憶力や論理的思考力・説明力や抽象的な思考能力など、「頭がよい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。
その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当で、MBS/TBS系『100%!アピールちゃん』でタレントの小倉優子さんに大学受験の指導もする西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時には東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う会社「カルペ・ディエム」を作っています。
そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載(毎週火曜日配信)。第29回はカルペ・ディエムに所属する現役東大生の相生昌悟氏が、「読解力を上げる秘訣」について解説します。
この連載のほかの記事はこちらからご覧ください。
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大学入学共通テストでも重視される「読解力」

「文章が読めない!本を読んでもなかなか理解できない!」

「読めることには読めるんだけど、すごく時間がかかってしまう!」

そんなお悩みを抱えていらっしゃる方はいませんか。文章を読んで、噛み砕いて、理解する。読解の力は非常に重要な力であり、これからの時代において大切になってくると言われています。一昨年大きな改変が行われた大学入学共通テストでも重視されています。

しかし、読解力ってどうやって上げればいいのでしょうか。東大生は、どうやって読解力を身につけているのでしょうか。

今日はそれに対する1つの回答を皆さんに共有させていただきたいと思います。まずは『ドラゴン桜2』で、国語の太宰府治先生が生徒に読解力についてレクチャーしているワンシーンをご覧ください。

(漫画:©︎三田紀房/コルク)
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