YouTube「NG動画」どの規約で締め出されるのか 過激、危険、中傷…プライバシー侵害にも注意

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・陰惨な、生々しい、または不快感を与える記述や画像
例: 血液、臓腑、血のり、性的な体液、人間や動物の排泄物、犯罪場面や事故現場の写真
・過度に猥せつな言葉や冒とく的な言葉を含むコンテンツ
例:悪態や罵りの言葉、冒とく的な表現を表す言葉のバリエーション

「危険または中傷的なコンテンツ」という規定もあります。エンタメ系動画との関係では下記が問題になります。

・ 自分自身や他者に身体的または精神的な危害を加えると脅迫したり、それを奨励したりしているコンテンツ
例(一部):自殺や拒食症などの自傷行為を奨励するコンテンツ、実際に危害を加えることを想定した個人に対する脅迫、または他者に対する攻撃を呼び掛けるコンテンツ、他者に対する暴力を助長、賞賛、容認しているコンテンツ

無理なダイエット企画などは、上記に該当する可能性があると言えます。また、YouTubeでは医学的なデマ等を禁止する動きが見られます。こうしたコンテンツに該当するとみなされないよう、注意が必要です。Twitterも、新型コロナウイルス関連でデマを削除する声明を発表しています。無責任なデマやフェイクニュースの拡散等は、たとえ法律等で違法とならなくても、ネット上では、それぞれの規約等で禁止されるケースが多くなっています。

Q:飲酒の動画については、規約ではどうなっているのでしょうか?

A:飲酒系の動画、コンテンツに関しては、例えば、一気飲みで盛り上がる動画など、「過度の飲酒」などを「好ましい行為として」描いた動画は、削除の対象となります。

未成年に禁止されているコンテンツ

Q:「子どもの安全」に関する規定があるようです。これはどういうものなのでしょうか?

A:YouTube は子どもの視聴者も多いので、①「禁止される事柄」、②「年齢制限が適用される場合がある事柄」に関する規定が用意されています。

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