外資系コンサルが語る
「会議と業績」の深い関係
「エプソンのインタラクティブプロジェクター」の破壊力
また、会議は言うまでもなく、いいアイデアを出すだけでなく、それが共有されて意思決定に寄与されなければ意味がない。杉野氏自身も次のように語る。
「コンサルタントという仕事は、クライアントの緊急連絡やリサーチ、インタビューのため国内外、各拠点にスタッフが分散しており、電話会議が多いのが実情です。ただ、電話会議は、プレゼンの資料自体は共有できますが、ホワイトボードに書いた瞬間に共有できなくなってしまいます。結局、写真を撮って共有するのですが、それではアップデートができません。言葉は交わせますが、ビジュアル化しているものの共有が案外難しい。結果として意思決定がなかなか進まないというときがあるのです」
その意味で注目されるのが、遠隔での会議に対応しているところだ。ネットワークを介して他のプロジェクター(EB-1430WTまたはEB-1420WT)とつなぐと、リアルタイムに別々の拠点(最大15拠点)で議論しながら、書き合うことができる。たとえば、東京でプロジェクターに書き込んだものが、即座に北海道、大阪、福岡のプロジェクターに映し出されるということだ。テレビ会議/音声会議システムと併用すれば、相手の「顔」「声」に加え、電話会議やテレビ会議では不可能だった「データ」「板書」の共有も可能となるのだ。
いい会議で会社は変わる。そのためにも会議のあり方を再点検し、使用しているデバイスを見直すのもいいかもしれない。