精神疾患により医療機関にかかっている患者数は日本中で400万人を超えています。そして精神病床への入院患者数は約28万人、精神病床は約34万床あり、世界の5分の1を占めるとされています。
現場では人権上の問題が山積
人口当たりで見ても世界でダントツに多いことを背景に、現場では長期入院や身体拘束など人権上の問題が山積しています。
本人の意思を無視した長期強制入院、病院への強制移送、身体拘束、薬漬け……、日本の精神科病院を取り巻く現状は、世界標準からかけ離れた異常な点ばかりです。
そんな日本の精神医療の抱える現実をレポートした、東洋経済オンラインの連載「精神医療を問う」全15回に大幅加筆した書籍、『ルポ・収容所列島 ニッポンの精神医療を問う』が3月11日に東洋経済新報社より刊行されました。
現場を取材した著者たちが明かす驚愕のリアルとは?
フリーアナウンサーの魚住りえさんが著者3名にインタビューし、動画にまとめました。全3回の第2回をお届けします。
ぜひご覧ください。
(再生時には音量等にご注意ください)
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