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首都圏郊外に位置する中古車の大型販売店では、次々とやってくる客に営業スタッフが対応に追われていた(記者撮影)
中古車の販売価格が、かつてないほど高騰している。
ある平日の午後。首都圏にある中古車販売店は活況を呈していた。店内にある商談用のテーブルは半分以上が客で埋まり、次から次へと客が来店する。
新車不足で中古車に脚光
活況の背景にあるのが、半導体不足を主因とする新車販売台数の減少だ。日本自動車販売協会連合会(自販連)によれば、国内の新車販売台数(乗用車)は2021年9月から前年割れが続いており、今年3月は前年比86.4%となる28.4万台となった。
新車を購入してもディーラーに納車されるまで3カ月以上かかるのはザラで、人気の高いSUVなど、車種によっては半年や1年待たされる場合もある。その結果、新車の購入を検討する消費者が中古車に流れているのだ。
冒頭の中古車販売店の営業スタッフは「半導体不足は予想外だったが、おかげで販売は好調だ」と満足げだ。
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