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「“エンパシー"を学ぶための機会と環境を」 学長が語る|同志社大学 学長 植木朝子

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うえき・ともこ 1990年お茶の水女子大学文教育学部国文学科卒業。95年同博士課程人間文化研究科単位取得退学。2005年同志社大学文学部国文学科助教授、07年同教授。副学長を経て20年から現職。専門は日本中世文学。

──学長就任と同時に、ダイバーシティの推進に注力した狙いは?

新島襄から受け継いだ「人一人ハ大切ナリ」に基づくキャンパスにしたいと考えたのが大前提。前学長時代は掲げた中長期ビジョンに基づいて、リーダー育成プログラムに参加するようなエリート層を養成する面が強調された。ただ数年を経て、そのフェーズを終えたと感じたからだ。セカンドステージはより多くの学生全体に広げ、浸透させるとき。そのためには個を尊重するダイバーシティの観点は外せない。

──コロナ禍と重なったことでダイバーシティ推進に影響は?

重要性はより高まったのではないか。新型コロナウイルスの拡大で不当な差別や社会の分断があらわになった。自分と異なる境遇や考え方を持つ人を理解し、想像力を働かせる。そんな人材を社会に送り出す必要性を強く感じる。

──そのためにキャンパスや、カリキュラムにも多様性を意識した設計が多くなされています。

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