──AIロボティクスビジネスグループの使命は何ですか。
吉田(社長)とよく話すのは、物理的に存在するもので、かつ置物よりも動き回るものをつくりたいということ。動き回るものには本能的に視線が集まる。これまでつくってきたのも、aiboは自律歩行、EVは自動運転、ドローンは自律飛行と、動くものばかりだ。
AIとロボティクスを簡単な言葉に置き換えると知力と体力だ。頭がよくても体がついていかないとダメで、ソフトウェアと機械的な部分とのバランスが重要だ。
──EVの「ビジョンエス」を試作しています。完成車メーカーや部品メーカーの反応はいかがですか。
新しいアプローチでモビリティーを考えてくれるという期待を感じる。長らく自動車を造ってきた方々は、従来の延長線上でものをつくるし、それが安心・安全につながる。一方、当社はこうしたしがらみがない分、新しい価値観や体験を導入しやすい。安心・安全とのいいとこ取りにチャレンジしたい。
──量産をする予定はありますか。
絶対にしないと断言はできないが、今のところ予定はない。
──すると、どこに商機があると考えていますか。
この記事は有料会員限定です
残り 553文字
