――たばこ事業の本社が海外に移ることについて、社内で抵抗はありませんでしたか。
社員の中には「初めて聞いた」と驚いた人や、「日本が海外に吸収されるのか」といった受け取り方をした人もゼロではないかもしれない。だが、突然この判断に至ったわけではなく、2年ほどかけてR&D(研究開発)部門の統合など国内と海外のたばこ事業の一体化を進め、役員の間でも議論をしてきた。
会社の将来のために必要だということ、変わることと変わらないことなどを社員に伝えているところだ。海外子会社の社員からは、「これで本当の意味でワンチームになり、グローバルで他社と戦える」と非常にポジティブな意見が多い。
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