有料会員登録 東洋経済オンラインとは
政治・経済・投資 #「復興」と「後始末」の年に

「グリーンスワン」が現実に まさかのシナリオ|気候変動

1分で読める 有料会員限定
  • 中村 稔 東洋経済 編集委員
(Photo by Jp Valery on Unsplash)

2008年の世界金融危機の引き金となった米国のサブプライムローンは1.3兆ドル規模といわれた。これに対し、座礁資産の規模は最大18兆ドルとも試算されている。座礁資産の投げ売り、化石燃料関連企業の破綻続出といった状況になれば、BISの警告どおり金融危機に発展する可能性はある。

そのときの危険度が高すぎるゆえに、環境政策で先行するEUでさえ思い切って大幅に炭素価格を引き上げることができない。銀行も十分な準備ができていない。本格的なストレステストはこれからだ。もし「グリーンスワン」が姿を現せば、中央銀行が「最後の貸し手」となって、化石燃料関連の不良債権を引き取るという事態も想定される。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

政治・経済・投資

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数