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(Photo by Jp Valery on Unsplash)
2008年の世界金融危機の引き金となった米国のサブプライムローンは1.3兆ドル規模といわれた。これに対し、座礁資産の規模は最大18兆ドルとも試算されている。座礁資産の投げ売り、化石燃料関連企業の破綻続出といった状況になれば、BISの警告どおり金融危機に発展する可能性はある。
そのときの危険度が高すぎるゆえに、環境政策で先行するEUでさえ思い切って大幅に炭素価格を引き上げることができない。銀行も十分な準備ができていない。本格的なストレステストはこれからだ。もし「グリーンスワン」が姿を現せば、中央銀行が「最後の貸し手」となって、化石燃料関連の不良債権を引き取るという事態も想定される。
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