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政治・経済・投資 #対コロナ、2年目の闘い

当面は「我慢の経営」収束見据え新業態も コロナ禍の外食の行方|インタビュー/鳥貴族 社長 大倉忠司

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おおくら・ただし 1960年生まれ。辻調理師専門学校卒業後、ホテルや焼き鳥店に勤務する。85年「鳥貴族」1号店を出店。86年にイターナルサービス(現鳥貴族)を設立し、社長に就任。(撮影:ヒラオカスタジオ)
自粛ムードのあおりを受け、壊滅的な打撃を受けた外食業界。業界の現状とコロナ後の成長戦略を、焼き鳥チェーン「鳥貴族」の大倉忠司社長に聞いた。

──コロナ禍で顧客の消費行動に変化はありましたか。

大きく分けて2つあった。まずは価格感度。所得水準が下がる中、当社のような日常的に利用しやすく安価な業態は売り上げの回復が速かった。また、長引く自粛を受け、高くてもいいからおいしいものを食べたいという需要も強まったと感じる。一方で、厳しいのが中価格帯の業態。居酒屋だと、3000〜4000円の価格帯のブランドの苦戦が鮮明になっている。

もう1つは目的消費。「ここに行けば何でもそろう」よりは「ここに行けばこれが食べられる」という、目的を持った利用が以前より目立つようになった。総合居酒屋より焼き鳥に特化した当社の売り上げの戻りが早い理由の1つもここにあるだろう。

──コロナ禍を機に出店戦略を変える企業も多いです。

確かに、売り上げが落ちにくかった住宅街や郊外というエリアへシフトしていく外食企業は非常に多い。実際、鳥貴族もコロナ前から構想にあった住宅街立地の小型店を6月に始めた。しかし、都心部への出店をやめるわけではない。オフィス街や繁華街の売り上げが落ちているとはいえ、コロナ後には人が戻る可能性も十分にある。「今は堅調だから」と安易に戦略を転換するのではなく、先を見据えつつ堅実な出店を心がけたい。

「Go To」にはあらも

──政府の需要喚起策「Go To イート」の恩恵はありましたか。

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