有力国公立大で新学部が続々と開設されている。文理融合やデータサイエンスなど新たな学問分野が目立つ。

東京外国語大学では2019年に国際日本学部が新設された。既存の言語文化学部、国際社会学部が世界各地域の言語、地域を学ぶのに対して、国際日本学部は「日本について学び、世界に発信する人材を養う」学部だ。
1学年75人のうち留学生比率は4割に上る。東京外語大にはこれまでも日本を研究対象とする専攻は存在したが、講義は主に日本語で開講されていた。
国際日本学部の最大の特徴は日本人学生と日本語能力を前提としない留学生がほぼ同じカリキュラムで学ぶ点にある。川村大(ふとし)・学部長は「留学生には日本語の資料を読み解く能力を身につけてもらう。ただ、日本のことを世界に発信するためには、英語も使わざるをえない」と説明する。1年生で必修とされている日本学、日本社会、日本史、日本文学・文化、日本語学の入門科目は全員が英語で履修する。同じく必修の「多文化コラボレーション」は日本人学生と留学生が協働して問題を発見し、解決する手法を学ぶもの。昨年度は東京外語大がある府中市などについて紹介するミニ番組を制作した。
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