国内ではどの大学の研究力が優れているのか。1つの物差しとなるのが「科研費(科学研究費補助金)」だ。政府が支出する同補助金の採択件数を大学別にランキングした。トップは東大で、京大が続く。上位7位まで旧帝大と、国立が強い。私立では11位の慶応が最高位だった。

また特許出願件数でも東大が1位だった。特許件数は大学の研究成果と結び付いており、各大学とも特許収入を伸ばそうと知的財産部門を拡充している。2位には、3月発表のTHE世界大学ランキング日本版で初の1位となった東北大が食い込んだ。

ただ、海外と比べると日本の名門大の研究力は優れているとはいいがたい。QSの世界大学ランキングを基に、分野別の世界ランキングを表にした。国内では上位の各国立大学も多くは101位以下という状況だ。世界の大学にどう伍していくのか。日本の多くの大学に与えられた重い課題だ。
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