1/1 PAGES
まきの・たかし 1983年東京大学大学院航空宇宙工学専攻修士課程修了。89年日産自動車入社。2000年事業譲渡により石川島播磨重工業(現IHI)に移籍。17年から現職。
スペースワンで固体燃料ロケット開発を請け負っているIHIエアロスペースの牧野隆社長に、日本の宇宙産業について聞いた。
──日本の宇宙開発のカギは何でしょうか。
IHIや三菱重工業などがH2ロケットなどで担ってきた「オールドスペース」と、新たに参入してきたベンチャーなどの「ニュースペース」が混じることを意識しなくてはいけない。お互いに化学変化を起こすことは可能だ。そのとき、役所主導でない形で活性化することも大事だ。
──小型ロケットはコストも重要になってきます。
打ち上げ費用は(現状の10分の1の)5億円くらいに下げないと競争力は出ない。そのためにも技術開発を新たにスペースワンですべきではなく、同じ固体ロケットの「イプシロン」でとんがった技術開発をしたうえで、それをベースにし、スペースワンに応用していくのがあるべき姿だ。
この記事は有料会員限定です
残り 316文字
