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気づけば「透析漬け」に…人工透析天国ニッポン 公的助成が病院に流れる

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「病院は『好きなだけおっていいよ』と、私は病気がいっぱいあるのでかわいがってくれる」。関西に住むトラック運転手の小泉春男さん(40代、仮名)は皮肉を交えて闘病をこう説明する。糖尿病を患ったことから、腎臓病を発症し、3年前から人工透析の治療を受けている。

医師から言われるままに人工透析までたどり着いたように思えるという小泉さん。2010年代の初頭から体に内出血が起きやすくなり、検査の結果、糖尿病と判明した。そこからインスリンの治療を開始。5年後に、糖尿病性網膜症や白内障が判明し、手術を受けた。さらに医師に促されるままに、17年夏から人工透析を開始した。現在は、2日に1回人工透析を受けるため病院に通う日々だ。

小泉さんはほとんど治療費の自己負担がなく、人工透析を受けられている。慢性腎不全のため長期間継続して治療を受ける必要があることから「国民健康保険特定疾病療養受療証」が交付されており、これだけでも透析にかかる自己負担の上限が1万円になるのだが、小泉さんはさらに低い。人工透析は身体障害者1級の申請ができ、小泉さんの住む自治体では、月の自己負担は3000円までだ。1日当たり500円を払えばよい。

しかし、体には大きなハンデを負い、生活も制限されるため自由が利かない。「できるならば人工透析からは脱したいが、腎臓移植で腎臓が治ると医者からはけむたがられるでしょう」。自分が受ける助成のおかげで、病院が儲かっている。そんな気持ちが拭えない。

小泉さんはいくつもの公的助成により経済的な負担が少ない。しかし後悔がある

透析導入は病院の利益に

人工透析は、公的助成により患者の自己負担は少ない。その一方、医療機関は安定的な収入を得られるという構図がある。

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