有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ライフ #クスリ・医療

患者は正しい情報の収集を インタビュー/国立がん研究センターがん対策情報センター長 若尾文彦

2分で読める 有料会員限定

ネットで「○○がん」「治療」で検索をすると、がん免疫療法を行う病院やクリニックの広告が上位に現れる。私は、これでは正しい情報が患者に届けられないと危惧している。

わかお・ふみひこ 1961年生まれ。横浜市立大学医卒。信頼できる、わかりやすいがん情報の発信に取り組む。

ヤフーと連携し、国立がん研究センターの「がん情報サービス」が広告より上位に掲載されるようになったが、まだ十分とはいえない。さらにユーチューブにはがん治療の正しい情報が少なく、動画検索は要注意だ。

国立大学の中には、学内の研究施設内や大学の敷地を貸した医療法人において、効果が明らかでない免疫療法を自由診療で行っている所がある。これは患者さんに誤解を与える。標準治療という、科学的に裏付けられ公的保険が使える治療法があるのに、がん患者、とりわけ難治がんの患者は高額な免疫療法に誘導され、治療の機会を逸しかねない。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数