成長銘柄は株価が高くて買いにくい。「成長のストーリー」が剥落すると株価も急落してしまうケースが少なくない。ならば「配当がしっかりあって、上昇も期待できる割安な株」はないだろうか。ここでは「来期業績や配当利回り」に注目。配当が2%以上見込めて、PER(株価収益率=株価÷1株利益)の低い順にランキングした。
上位は資源や不動産関連
1位はSECカーボン。独立系炭素製品の大手でアルミ製錬用電極では世界シェア4割超を握る優良企業だ。今20年3月期は主力の黒鉛電極が在庫調整の影響もあり営業減益となりそうだが、来期の業績は回復しそう。株価は18年の高値から大きく調整したこともあり出直り基調だ。
2位も黒鉛電極関連の企業である昭和電工がランクイン。20年12月期はハードディスクがデータセンター向けに増勢で営業増益となる見通しだ。同社は日立製作所が売却予定の日立化成買収に名乗りを上げており、注目度は高い。
3位はプレサンスコーポレーション。大阪、名古屋、京都を中心にした投資用ワンルーム開発が主体の企業で、近畿圏では分譲マンション供給で首位を走る。同社の業績は今20年3月期に続き、来期も最高益更新の見込みだ。
18年に首都圏で販売されたマンションは購入者の年収の10倍を超えたとされ、全国でも価格高騰が指摘される中、同社の株価は18年の最高値に迫っている。
4位以下を見ても、資源系で利益を上げる総合商社や不動産、建設関連企業などが目につく。35位の伊藤忠商事は非資源系に強いことに加え、中国の景気底入れ期待などもあり、直近は史上最高値を更新中だ。また40位の矢作建設工業は愛知が地盤の大手建設企業。高い防災・減災技術には定評がある。
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