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今こそ重要な教養教育、AI教育を全学部対象に 立教大学総長に聞く

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立教大学 総長 郭 洋春(かく・やんちゅん)1959年東京都生まれ。83年法政大学経済学部卒業。85年立教大学大学院博士前期課程修了、88年同博士後期課程単位取得退学。2001年から同大経済学部教授。18年から現職。(撮影:佐々木仁)

──文化から自然科学まで広く学ぶリベラルアーツ(教養)教育を重視しています。どのような力を養えるのですか。

単なる「物知り」を育てるわけではない。ものの見方や考え方を教えるのが、立教が考えるリベラルアーツ教育だ。人生の構想力を培う教育、とでもいおうか。

この教育理念のルーツは145年前、創設者のウィリアムズ主教にさかのぼる。欧米諸国に追いつくため、実利主義を追求していた当時の日本社会に警鐘を鳴らし、異文化理解、相互依存の精神を根付かせようとした。そこで、当時米国で始まっていたキリスト教由来のリベラルアーツ教育を、日本で初めて取り入れた。明治、中央、法政の実学重視とは異なる。創立から一貫してこの理念を持ち続けてきたが、今、ようやく時代が立教の理念に合ってきた。

──なぜ今、リベラルアーツ教育が必要なのでしょう?

現在は、グローバル化の中で過当競争が激化し、「人を押しのけても自分が」という時代。だからこそ、自分がどう考え、どう社会に貢献できるかを構想する力の重要性が増している。

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