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ビジネス #5G革命

「現実と仮想の境目が消える」 インタビュー|バンダイナムコ プロデューサー 坂上陽三

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バンダイナムコエンターテインメント『アイドルマスター』シリーズ プロデューサー 坂上陽三
さかがみ・ようぞう●1991年に旧ナムコ入社。2007年からアイマスシリーズプロデューサー。10年から現職。(撮影:梅谷秀司)

コンテンツファンビジネスでは、アイドルグループ「嵐」に次ぐ280億円の年間売上高(2018年、博報堂調べ)がある『アイドルマスター』シリーズ(以下、アイマス)。今やスマートフォンゲームからアニメ、ライブまで幅広く展開する。5G時代にどのような可能性を見いだすのか。

 

アイドルマスターは2005年に始まり、現在はモバイルゲームを展開する(©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.)

──5Gを使って、アイマスをどう展開していきますか。

伝送速度が上がることで、音質の情報量が多いハイレゾや、画面の解像度が高い4Kが一般的に使われるようになる。そうなれば、アイマスのようなアイドルゲームにも大きな変化がもたらされる。とりわけ期待しているのが、VR(仮想現実)ゲームの進化だ。現状、VRゲームは世の中に浸透しているとはいえない状況だが、5Gになり端末の機能も上がれば音質や画像、さらに「酔い」の問題も解決するとみられている。

生身の人間とキャラを「切り替えて」楽しむ

──VRに期待する理由は?

現実と仮想現実が溶け合うことで、ユーザーに新たな体験価値をもたらすことができる。アイマスはすでにゲーム画面の外でユーザーとの交流がある。各キャラクターの声優が登場するライブは、さいたまスーパーアリーナが満員になるほどの人気イベントだ。あるファン曰(いわ)く、ライブ会場で実際に見るのは声優だが、終演後に記憶に残るのはキャラの映像だという。つまりユーザーは生身の人間に、脳内でキャラのイメージを重ねて楽しんでいる。

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