先頭集団の中国・韓国が折り畳みスマホで火花
スマートフォンの2018年における世界出荷台数は、2年連続前年割れの4.1%減(米調査会社IDC調べ)──。市場が成熟した今、メーカー各社が再成長の起爆剤として期待を寄せるのが、5G対応スマホだ。4Gが商用化された当初、対応端末がわずか4機種だったのに対し、5Gスマホは今年末までには30機種以上発売されるとみられる。
先頭を走るのが、スマホ出荷量で世界首位の韓国サムスン電子と、今年1~3月に米アップルを抜いて2位に躍り出た中国ファーウェイの2社だ。通常のスマホの2倍の画面で高精細な映像を楽しめるとして5G時代のスマホを象徴する「折り畳みスマホ」をはじめ、開発合戦に火花を散らす。
先陣を切るサムスン、アップルの巻き返しも
「サムスンは10年近く5G技術を商用化すべく戦ってきた。5Gを前進させたのはわれわれだ」
2月、米国で開催されたサムスンの新製品発表会で、登壇したサムスンの高東真(コドンジン)CEO(最高経営責任者)は自信たっぷりに言い放った。イベントでは、世界初の本格的な5G対応スマホとなる「Galaxy S10 5G」に加え、今後5G対応を予定する折り畳みスマホ「Galaxy Fold」が華々しく披露された。S10 5Gは4月から5G商用化が始まった韓国ですでに発売され、米国や欧州、オーストラリアなどでも販売される予定だ。
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