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キャリア・教育 #医学部&医者の大問題

「医局システム破綻の裏返し」青木正美 「女性医師では現場は回らない」は本当か(3)

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公益社団法人日本女医会理事 青木クリニック院長 青木正美
あおき・まさみ●1958年生まれ。獨協医科大学卒。第1麻酔科入局後、国立栃木病院などを経て1996年ペインクリニック(痛み緩和)専門の青木クリニックを開業。(撮影:尾形文繁)

日本は大学病院の医局が医師の人事を決めるシステムを長らく維持してきた。医局が全国津々浦々に医師を派遣することで、医療の質を担保してきた。医学部受験の段階から女性を差別しなければ回らないのだとしたら、現在の医局システムの限界といわざるをえない。

「医療現場で女性差別は当たり前だ」とか「女性医師ばかりでは病院が回らない」とか言っている人がいるが、それは海外の病院事情をよく知らないからに違いない。海外には女性医師が全体の過半を超える国もあるが、それで病院が回らないということはない。医療現場における女性差別の問題を考えてこなかった人ばかりが発言している。

人間の集中力は長続きしない

男性医師はバリバリ働くと思われているようだが、実はダラダラと働いているだけのことが多い。人間の集中力は長く続かないから、医師は長時間労働をしてはいけない。患者の話をよく聴いて、親切にするならば、8時間以上働くのは無理だ。

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