半導体の高成長は永遠に続く
半導体活況の恩恵を最も受けているのが半導体製造装置メーカーだ。その代表が国内首位・世界4位の東京エレクトロンだ。
──2000年のITバブルと今とでは何が違うのか。
ITバブル時に比べると、今は実需が伴っている。だからバブルではない。半導体産業は一段上の成長フェーズに入ったといえる。地政学リスクの影響等で四半期や半年の微調整はあっても、この高成長が5年、10年で終わることはない。社会全体が需要の受け皿となる一方、技術革新が続くので、半導体産業の高成長は永遠に続く。
──高成長の牽引役は。
いちばんの牽引役は、ハイパースケール(=大規模)データセンターの建設ラッシュだ。ある調査会社によれば、16〜21年の5年間で今の2倍近くの数に増設される。かなりのハイペースだが、当社の顧客から聞いた投資計画からすると、実現する可能性の高い数字だという感触を得ている。
──回路の微細化が限界に近づいているので、成長が鈍るという見方もある。
微細化が限界に近づいているという見方は間違いだ。微細化が止まることはなく、今も続いている。また、技術革新は微細化だけではない。多層化した半導体を立体的につなぐ構造的アプローチ、半導体の材料そのものを見直す材料的なアプローチもある。よって、半導体の技術革新は今後も続く。
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