この2年間、堅調に推移してきたシュッピンの株価が2月に入って急落。低迷が続いている。
シュッピンはパソコンなどの販売店・ソフマップの創業者である鈴木慶・会長が2005年に設立。12年に上場した企業だ。
中古や新品の高額品を扱う専門サイト「マップカメラ」を中心に、時計、筆記用具、自転車などに展開。特定の商材を定額で買い取るワンプライス買い取りや、顧客に中古品の買い取り価格の変更を通知したり、新規入荷品を知らせたりする個別アプローチ策など、独自の施策と効率経営で成長を続けてきた。

今18年3月期は、他社がフリーマーケットアプリの台頭で商材の確保に苦しむ中、「個別のアプローチが期待以上の効果を発揮。買い取り増が販売増につながる好循環を実現できた」(小野尚彦社長)。
17年4〜12月(第3四半期)業績は期初計画を超過。通期予想も売上高307億円(前期比23%増)、営業利益15.2億円(同39%増)に上方修正を行った。
にもかかわらず、なぜ株価は昨年12月の1700円をピークに足元では1200円程度で調整が入っているのか。全体相場が下落したほか、株価が16年末から2倍余り値上がりし、利益確定売りが出やすい局面にあった。また上方修正が市場の期待に届かなかったことや、1月の月次売上高が前年同月比11.3%増と増勢ペースが鈍ったことなどさまざまな要因が考えられる。だが、最も気になるのは粗利益率の低下だ。
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