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政治・経済・投資 #市場縮小、人手不足 日本企業の活路は

運賃値崩れ、投げ売り状態 LCC泥沼の競争

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日本初のLCC(格安航空会社)として業界を引っ張ってきたピーチ・アビエーションに、異変が起きている。同社の2017年度上期は売上高270億円、営業利益31億円で着地。前年同期比17億円の減益となった。設立後初めて、通期でも減益となるおそれがある。

背景にあるのは運賃競争だ。韓国や中国、東南アジアのLCCが日本路線を拡充し、「投げ売りするような会社が増えた」(井上慎一CEO)。そこでピーチが収益回復策として重視するのが、機内販売や手荷物受託料など、航空券以外の付帯収入だ。現在の割合は2割弱。「近い将来25%まで引き上げる」(同)。

18年3月には“旅のSNS”も始める。個人が旅行プランを投稿し、それを気に入ったほかの人が一括予約できる仕組みだ。以前から写真共有SNS「インスタグラム」上では、人気インスタグラマーがピーチの便で旅行を楽しむ様子が拡散されていた。ピーチはこの動きを自社に取り込み、付帯事業の中核にする考えだ。

「ホテルなどからのコミッション(委託手数料)のほか、ネット広告収入が見込める。将来は分社化することもありうる」(森井理博・営業統括本部長)。

路線面では海外勢の乗り入れが少ない空港に目をつけている。17年9月に仙台空港、18年度中には新千歳空港を、関西、那覇に次ぐ拠点に設定。国内・国際両面で路線網を広げる。本社のある関西空港では18年3月に新潟、8月に釧路への新線を開設。矢継ぎ早の拡大で、再び上昇気流に乗りたい考えだ。

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