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雪こそが最高のおもてなし 旭川市[北海道]

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  • 牧野 知弘 不動産事業プロデューサー

旭川市といえば北海道のほぼ中央の上川盆地に位置し、人口約34万人を抱える道内では札幌市に次ぐ中核都市だ。

札幌は道内経済の中心地であるほか、観光客でにぎわう観光都市というイメージが強い。一方で旭川と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、「日本一寒い街」という気候の厳しさではないだろうか。1902年に国内観測史上の最低気温であるマイナス41度を記録したことで有名だからだ。

旭川は道央経済の中心地とはいえ、事業所数は少なく、ビジネス客でにぎわっている印象は薄い。観光地としても、夏は大雪山や層雲峡といった名所があり、冬はペンギンたちが行進するほほ笑ましい姿で一躍有名となった旭山動物園などが思い浮かぶものの、観光都市のイメージからは程遠い。

しかしここ数年、旭川がホテルの建設ラッシュであることはあまり知られていない。

2015年4月にJRイン旭川、同年7月にホテルラッソグランデ旭川、16年3月にルートイングランド旭川駅前がオープン。その合計客室数は660室に上る。さらに星野リゾートが地元老舗ホテルの旭川グランドホテルの運営を引き継ぎ、17年4月に改装開業させている。

ホテル建設ラッシュの理由は外国人観光客の増加だ。同市によると、外国人客の延べ宿泊数は11年度の2万5123泊から16年度の18万8365泊へと、5年間で7.5倍に増加した。国籍別では中国、台湾、香港、韓国で全体の約7割を占めるという。

旭川空港も外国航空会社の誘致に力を入れており、すでにアシアナ航空やエバ航空、中国東方航空といった数多くのアジア系航空会社が就航している。

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