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とやま・かずひこ●産業再生機構の最高責任者を経て、2007年に経営共創基盤CEO、16年からパナソニック社外取締役。(撮影:梅谷秀司)
かつての電機業界はある製品を省エネ仕様にしたり、より頑丈にしたりと、改良的イノベーションが大きな価値と強みになっていた。パナソニックの事業戦略にもそれが反映されていた。だが今は、ソフトウエアやネットワーク技術も組み合わさって、破壊的なイノベーションがどんどん起きる時代になっている。
従来型の連続性を生かす部分も大事にしながら、破壊的なイノベーションのような非連続性を経営にどう積極的に取り込んでいくか。今年4月に新設したビジネスイノベーション本部は重要な役割を担う。パナソニックが連続性と非連続性を共存させるハイブリッド経営をできる会社になれば、成長は必ずついてくる。日本でこれができている企業はない。実現のために強引に急いでも、丁寧にゆっくりやってもダメで、“丁寧に急ぐ”必要がある。
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