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ビジネス #パナソニック

住宅事業で大胆な路線転換 元トップアナリストが主導

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今年12月に開設したプレミアム路線の高齢者向け住宅。首都圏、近畿圏での展開を予定

パナソニックの4カンパニーの中で住宅事業を担うのが、旧松下電工を母体とするエコソリューションズ(ES)社だ。

売上高は約1.5兆円で、車載事業に次ぐ柱に位置づけられている。だが、国内ソーラー事業の落ち込みが足を引っ張り、直近は2期連続の減収減益。今期はリフォーム事業や国内外の部材(電設資材・住設建材)販売など、全事業部の増収で利益反転を目指す。

このES社でも異色の経歴の持ち主が改革に奮闘している。

「2025年に売上高2000億円、350施設の約束は白紙に戻させていただく。量よりも質を追う」。今年11月に開いた会見で、厳しい面持ちで介護事業の抜本的な見直しを宣言したのは、ES社の片山栄一副社長だ。同氏はメリルリンチ日本証券で電機業界を担当した元アナリスト。外から業界を見るうちに事業をやってみたいという思いが芽生え、昨年1月にパナへ転身した。

片山氏(写真中央)は11月の会見で「質の重視」を強調した

介護と自転車事業  共に志願して担当

片山氏はパナ本体では戦略事業担当の執行役員だが、常務執行役員以上が集まる「グループ戦略会議」への参加を特別に許された。津賀一宏社長は片山氏について「会議での発言が、社内にいい影響を与えている」と評価する。

今年1月にはES社の副社長に就任し、介護事業の担当となった。4月からは自転車事業を運営するパナソニック サイクルテックの社長も兼務している。どちらも売上高は300億円前後と全社の中でも小粒だが、「事業の価値が見落とされていると思い、担当を志願した」(片山氏)。

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