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乱立する薬局が街の風景を変えて久しい。気がつけば薬局の数は5.8万店に達し、急増するコンビニ店舗数(5.4万店)をも上回る。それでもなお、年間約1000店の薬局が新たに開設されている。
コンビニを上回る数の薬局がなぜ潰れずにやっていけるのか。高齢化による患者数の増加だけでない。国が設計した調剤報酬制度の裏をかき、国民の医療費を吸い上げる大手チェーン薬局を中心とした巧みな企業努力がある。時に、与党政治家を味方につけ、制度改正の場で薬剤師たちの利益を訴えて政策を通す政治力がある。医師の出した処方箋を基に薬を出すだけで3割超の粗利益を稼ぎ出す金城湯池(きんじょうとうち)は、こうして維持されてきた。
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