FC起業家のバイブルといえば、リクルートのグループ会社が発行する独立情報誌の『アントレ』、およびWeb版の「アントレnet」だ。アントレを見れば、現在加盟店を募集しているFC本部やその事業概要、加盟に必要な初期投資額などを手軽に比較できる。
全国で事業を展開するあるFC本部は、「資料請求の過半がアントレ経由」と明かす。同業の「フランチャイズ比較ネット」や「マイナビ独立」などと比べ、圧倒的な影響力を持っている。
掲載本部は玉石混淆
ただ、こうした情報媒体は「あくまで参考の参考程度として見るべき」と話す専門家が多い。FC本部からの広告費を中心に運営されており、掲載本部の質が担保されているわけではないからだ。
アントレnetの場合、掲載料金は最大約1200万円(24週間掲載)。読者であるオーナー志願者は最終ユーザーであり、あくまでアントレにとって最大の顧客は高額の広告料金を支払ってくれるFC本部だ。サイト内には「開業資金ゼロ円」「初年度から年収1000万円以上」「リピート率99%」など魅惑的なキャッチコピーが並んでいるが、実際に本部に資料請求してみても根拠が示されていないケースは多い。
この記事は有料会員限定です
残り 420文字
