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昨年2月、代々木アニメーション学院(代アニ)は、大手芸能事務所ホリプロから「天王洲 銀河劇場」(東京都品川区)を取得した。4月から運営を開始する。
銀河劇場は、1年間に上演される演目のうち7割程度が2.5次元演劇を中心としたアニメ関連作品。それ以外のミュージカルや演劇、音楽ライブの公演などは残り3割にすぎない。過去には、舞台「弱虫ペダル」やミュージカル「ダイヤのA」などが上演されており、2.5次元演劇ファンの聖地となっている。
2.5次元演劇の人気で、劇場貸し出し希望の問い合わせは絶えない。とはいえ、劇場の運営費だけで1日60万円かかる。年間約2億円もの負担となり利益は限られるが、「劇場運営を単独の事業とは考えていない」(代アニ)。
銀河劇場を教室として使うことに加え、在学中にプロの舞台に立つチャンスを増やしていくことで競合他社との差別化を図り、入学者数の増加につなげる狙いがある。
受講生7人がプロの舞台に立つ
代アニの劇場運営に対する意気込みは、4月に新設した「2.5次元演劇科」に表れている。「テニスの王子様」「刀剣乱舞」「NARUTO─ナルト─」など、2.5次元のヒット作を次々と生み出しているネルケプランニング、マーベラス、ぴえろ3社のバックアップを受けたカリキュラムを準備する。教本には「幕末Rock」の台本を使う。
さらに銀河劇場で上演されるこの3社の企画や出資・主催作品では、オーディションに参加できる資格が受講生に与えられる。
すでに銀河劇場のこけら落とし公演「犬夜叉」には、昨年10月に開講したプロコース「2.5次元俳優・女優コース」の受講生7人の出演が決まっている。「在学中にプロの舞台に立つ」という実績は、入学志望者にとってはこれ以上ない魅力に映る。
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