都市
男性は奈良、女性は福井が"結婚できる県"
県民性などとよくいうが、結婚する・しないの傾向も住んでいる都道府県によって特徴づけられるだろうか。男女別の生涯未婚率(50歳時点の未婚率)を都道府県別にランキングしたのが下表だ。
男性の生涯未婚率は女性の約2倍。それでもトップと最下位の未婚率には男女ともに11㌽以上の大きな開きがあった。
大都市の未婚率は高く、地方は低いのでは、と想像しがちだが、実際には男女とも1位の東京はともかく、沖縄や北海道、高知が上位になった。男女の差が大きいのは、「男余り」が岩手、秋田、茨城など。「女余り」が福岡、京都、兵庫など。
福岡では男性は関西や東京へ出ていくが、女性は九州他県から流入してくる。「生活、子育てがしやすく、宮崎や鹿児島が実家なら親の助けも得られる」(日本経済研究所の大橋知佳研究員)。大学や専門学校が多く、都会としても魅力的なので、東京に出ない女性が多いという。ただし男性が少ないため、結婚をめぐる競争は激しくなる。

沖縄は子だくさん
下表には合計特殊出生率と1人当たり県民所得のベスト5、ワースト5も掲載した。東京は出生率が低く未婚率は高い。一方、所得2位の滋賀は未婚率46位で、出生率も1.54と全国平均より高い。大阪のベッドタウンであり子供を持つ家族が増加しているのも要因だろう。
沖縄は出生率が日本一高いにもかかわらず、男女とも未婚率が高い。「おませで早婚な人が多い」(大橋氏)。早婚の人は子供の数が多くなり出生率を引き上げるが、婚期を逃すと生涯独身ゆえ未婚率も高まる。所得が低く仕事もないため県外からの若者の流入も少なそうだ。
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