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ビジネス #鉄道最前線

林 英一 相鉄ホールディングス社長 さらにセンスを磨き認知度アップしたい

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はやし・ひでかず●1949年東京生まれ。72年相模鉄道入社。経営企画室部長などを経て、2013年から現職(撮影:今井康一)

これまで関東は私鉄間の競争が比較的緩やかだったが、少子高齢化の時代に突入し、沿線に住んでもらうために各社が施策を競い合う大競争時代に入ってきたと認識している。当社は路線延長が短いこともあり、沿線内だけではなく、ここ10年くらいは沿線外を視野に入れて事業展開を図ってきた。

沿線外では2007年から宿泊特化型ホテルを積極的に展開している。既存の事業だけでは成長性を見いだせない中で、当社が力を入れてきた不動産賃貸業と領域が似ているホテル事業に自社でチャレンジした。実際にやってみると甘いものではなかったが、いい流れに乗って成長してきた。

10年に策定した「ビジョン100」では、10年間で50店舗超を目指している。サンルートの買収は、50店舗超を目指すためにM&A(企業の合併・買収)のチャンスがあればと思っていたところで話があり、ノウハウや人材の面にも魅力を感じたため実施した。

グループ全体では、ホテルと流通業の比率が多少上がるだろうと考えている。出店を増やすことで連結営業利益に占めるホテル事業の割合は20%弱程度に上がると思う。流通業ではスーパーのそうてつローゼンを年に1店舗ほどのペースで出店しており、利益率も上がっているほか、丸紅との提携で社員の士気も向上しいい結果が出ている。

現在の利益の源泉である不動産賃貸事業は、いい物件があれば投資したいが、無理せず様子を見ていきたい。不動産分譲は、沿線に市街化調整区域が多いため開発の余地があまりなく、今後は圧縮していきたいと考えている。

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