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「私の不徳の致す所」 セブン&アイ鈴木氏、引退の弁

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(撮影:尾形文繁)
 

「おかげさまで最高益をずっと出している。利益が出せていないなら、逃げることになるが、そうではない。不徳の致す所だ。慚愧(ざんき)に堪えない」──。セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長兼最高経営責任者(83)は、4月7日、無念の「引退」を発表した。

強力なリーダーシップでコンビニエンスストア「セブン-イレブン」を業界最大手に成長させ、長年、日本を代表する流通グループのトップに君臨した流通王は、会見で何度も天を仰ぎ目を拭った。

鈴木会長は、セブンイレブン・ジャパンの井阪隆一社長(58)を交代させる人事案が、取締役会で成立しなかったことが引退の引き金になったと説明。「井阪君は、何でも一人でやってきたと思っているが、そんなことはない。がっかりしている」「今後オーナーさんと本当にやっていけるか心配」「本人は人事案について承諾していたはずだ」などと、井阪氏への“恨み節”を延々続けた。

7日の取締役会では、鈴木会長の提出した人事案が15人の取締役のうち、賛成が過半数の8人に達しなかったことで実質否決。「もし反対意見が出たら、私が信認されていないと思っていた。このままやると将来に禍根を残すと思い、役員会が終わってから急遽退任を決めた」と述べた。

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