携帯大手、NTTドコモの動きがにわかに活発になってきた。現在、総務省では通信料金引き下げに向けた集中討議が実施され、11月中旬には非公式で大手3社を呼ぶなど、議論が進んでいる。ドコモも「料金値下げを検討」と報じられた。一方で、10月には日本生命保険と組んで保険販売への参入も表明している。料金値下げの可能性や保険参入について、加藤薫社長に聞いた。
──上期(4~9月期)の携帯端末の販売が好調だった。
手応えはある。ネットワーク品質を充実させてきたことを、ユーザーに評価していただけている。
──総務省の有識者会議では、1ギガバイトの料金プランを導入すべきとの声が強い。そもそも料金プランがわかりにくいとの指摘もある。
議論を注視したいというのが基本で、結論が出てみないとわからない。いろいろな可能性を検討している。
昨年6月に投入した新料金プランは随分と工夫した。長期割引を導入したし、データ通信量は家族で効率的に使えるようにした。1ギガバイトしか使わない方もいるので、分け合えるように設計している。
料金は、「わかりにくい」と指摘されて改善すると「選択肢がない」と言われてしまう。その中間くらいの新プランを昨年に作ったつもりだったが、反省すべき点は反省したい。
──「通信会社は儲けすぎ」との声も根強い。
通信は設備産業なので、利益が出なければ投資もできず、社会の役に立つことができない。企業の成長とユーザーの満足度、社会への貢献、これら民間企業の原則を追求するのが当社のネイチャー(企業文化)だ。
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