自動車新型プリウスが登場 トヨタ、真の勝負は海外 米国での初披露から約1カ月。トヨタ自動車は12月に発売する新型ハイブリッド車(HV)「プリウス」を日本でも公開した。
注目された燃費性能は一部のグレードで1リットル当たり40キロメートルを達成。現行プリウスの32.6キロメートルから2割以上向上させた。国内ではトヨタの小型HV「アクア」とスズキの軽自動車「アルト」の37キロメートルを抜き、首位となる(電気自動車とプラグインHVを除く)。
超低燃費は細かいカイゼンを積み重ねて実現したものだ。モーターやバッテリー、制御ユニットの軽量化や損失低減などを徹底し、ガソリンエンジンの効率化や空力性能の向上も図った。
ただ新型プリウスの売りはエコだけではない。
国内で市場全体の2割弱(軽自動車を除くと36%)を占めるHVだが、全世界では2%台とマイナーな存在だ。
HVは減速時の回生エネルギーが作り出す電気でモーターを駆動させてエンジンを補う。市街地の走行が多い日本では燃費改善効果は高まるが、高速走行が多ければメリットは薄まる。モーターや蓄電池のコストもかさむため、世界的に普及していない。
この記事は有料会員限定です
残り 519文字
