「みんなの豆腐ハンバーグ」「たまごやら豆腐も美味しい☆牛すじ大根」……。大根、豆腐、卵。サイトにアクセスして、試しに三つの食材を入力してみると、ヒットした料理レシピは1000品以上にも及んだ。
「クックパッド」は、20~40代の女性を中心に支持を集める料理レシピ検索サイト。1998年のサービス開始後着実にユーザーを増やし続け、今や月間利用者数(ブラウザベース)が5000万人を超すまでになった。ある30代の既婚女性は、「私も働いているので、毎日違う夕食の献立を考えるのは本当に大変。会社を出る前や帰りの電車内でクックパッドを見ながら献立を決めるのが、日課になっている」と話す。
料理レシピの投稿がタダで集まる仕掛け
クックパッドの収益の柱は、有料会員からの課金収入とサイト内広告だ。月額280円(税抜き)の有料会員は順調に増え、昨年末に150万人を突破(上図)。サイトの人気を背景に広告も増え、業績は順調に拡大。前2014年12月期は8カ月の変則決算だったが、それでも売上高67億円、純利益15.2億円と前の期に迫り、通常決算に戻る今期は過去最高益を大幅に更新する見込みだ。
利用者数を積み上げる原動力は、サイトに日々投稿されるレシピにある。利用者が提供するコンテンツの集積が吸引力となり、新たな利用者を獲得する──。独自の好循環モデルを築き上げている。
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