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谷垣禎一 自民党幹事長 保守本流の政治家は次の首相になれるか

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  • 塩田 潮 ノンフィクション作家、ジャーナリスト

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趣味は自転車。今も本格的なロードバイクに乗る。表情はいつも柔和で人柄のよさが印象的だ。自民党幹事長室の執務机で(撮影:尾形文繁)

終わったと思ったら、どっこい生き残って、自民党ナンバー2に再浮上した。率いるグループは国会議員16人の党内6番目、人柄は温厚篤実だが、アピール力、突破力、戦闘力は弱い。なのに、安倍晋三首相の対極のリーダーというイメージに根強い期待感があり、将来の首相候補の一人といわれている。不思議な存在だ。

自民党幹事長の谷垣禎一(たにがき・さだかず)である。今年9月に安倍首相の1期目の自民党総裁任期が満了するが、総裁選への対応を尋ねると、吐露した。

「アベノミクス、安全保障の法制などがうまくできていけば、それが総裁選につながる。私は幹事長で安倍さんを支える立場です。一緒に努力することだと思う。うまくいけば当然、安倍さんの続投となる」

首相を目指す考えは、と聞いた。

「これは結局、望んでなるものでも、なれるものでもないと思っています。歳も70です。まあまあこんなとこかなって感じですね」

1945年3月7日生まれである。民主党政権時代の2009年9月から3年間、自民党総裁を務め、14年9月に幹事長となった。河野洋平(元衆議院議長)に続いて2人目の「首相にならない元総裁」だが、初の「元総裁の幹事長」だ。

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