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政治・経済・投資 #Part6 2015年&五輪後の産業

アジアで先行の三菱をみずほ、住友が追う メガバンク

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メガバンクの2015年最大の注目点は海外展開だ。3メガのうち、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行の国内総資金利ザヤはマイナスだ。総資金利ザヤは、資金運用利回りから資金調達利回りを引いたもの。M&A(合併・買収)仲介や投資信託の販売については、その経費は計算に含めるものの、収益は算入しないといった計算式の問題点はあるが、国内業務の損益が厳しい状態にあることは間違いない。

こうした中で3メガが取ろうとしている戦略は、海外で収益を伸ばすこと。最も進んでいる三菱東京UFJ銀行は、粗利に占める国際業務の割合が、10年度の36.8%から14年度上期には49.1%へと急速に高まっている。これに寄与しているのが、13年12月に約5400億円で買収したタイ5番手のアユタヤ銀行だ。成長著しいアジアの金融機関は先進各国の銀行が買収を狙っている。しかし金融は国の経済の根幹。規制当局がそう簡単には買収を認めず、マイノリティ出資にとどまるケースが多い。だが、三菱はアユタヤ銀行の株式の72%取得に成功し、年間300億円超の純益上乗せが見込める。

三菱は15年1月、自行のバンコク支店をアユタヤ銀行に統合する。同支店はタイの外国銀行の中で最大の資産規模を誇る。アユタヤ銀行は個人ローンでタイ首位とリテールに強く、三菱の支店統合で規模がさらに拡大することで、タイ市場での存在感をますます高めることになるだろう。

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